バスケットボールといえば人気の高いスポーツの一つとして挙げられ、実際にプレイしたいという方も多くいらっしゃることでしょう。バスケットボールを始めるときには、揃えておきたい道具がいくつかあります。今回はバスケットボールの練習を行うときに必要になる道具について紹介していきます。
バスケットシューズは必須
バスケットボールの練習を行うときに、真っ先に購入するべき物はバスケットシューズです。極端な話、バスケットシューズとユニフォームさえ持っていれば、試合に参加できてしまいます。ほかの道具は学校やチームで用意してくれていることがほとんどなのですが、シューズだけは必ず自分で用意しなければなりません。
「バスケットシューズといっても、普通の体育館用のシューズなどで大丈夫なのでは」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、激しい動きをすることが多いバスケットボールにおいては、やはり専用シューズの用意をおすすめします。普通のシューズでは足がしっかり固定されないことが多く、バスケットボールで使用するとどうしてもケガのリスクが高くなってしまいます。足全体から足首までしっかり固定されるようなバスケットシューズを購入しましょう。バスケットシューズは、安い物であれば5,000円程度、高いものだと1万5,000円程度で揃えられます。
バスケットシューズには、滑りにくさを重視したものやクッション性が高いもの、デザインがかっこいいものなど、さまざまなタイプが市販されています。しかし、シューズ選びで一番大切なのは、自分の足にしっかりフィットするサイズかどうかです。購入する前に必ず履き心地を確認しておきましょう。自分の足にしっかりフィットするかどうかを確認した上で、自分好みのものを選ぶとよいでしょう。
マイボールがあると便利
部活動では学校のボールがありますし、チームでの練習も専用のボールが用意されていることがほとんどなのですが、ドリブルやシュートなどを個人で練習したい場面も出てくることでしょう。そのような場合に、マイボールを用意してあるととても便利です。
マイボールを用意するといっても、ボールの種類にはさまざまなものがあります。選ぶときに特に気をつけたいのがボールのサイズです。実際に試合で使用するボールは、小学生の場合と中学生以上の場合でサイズが異なりますし、中学生以上では男女でもサイズが異なります。本番の試合を意識した練習をしたいのであれば、年齢と性別に合わせたサイズのボールを選びましょう。
また、ボールの素材についても選ぶときのポイントがあります。屋外で練習することが多い場合にはどうしてもボールのすり減りが早くなるため、安価なゴム製のボールで十分でしょう。
1,000~3,000円程度で購入できます。屋内での練習がメインになる場合には、少々値段は高くなりますが、天然皮革でできた公式球をおすすめします。実際の試合により近い感覚で練習を行うことができます。公式球は6,000円程度で購入可能です。
練習用ウエアも揃えたい
試合で着用するユニフォームは部活動やチーム単位で揃えることがほとんどなのですが、普段の練習に着用するウエアは、個人で用意しなければならない場合が多くなります。チームで揃える場合もありますが、個人でも用意しておいたほうがよいでしょう。
練習用ウエアに必要なものは、Tシャツやジャケット、パンツはもちろん、トレーナーやスウェット、ソックスなど、欲しいウエアは数多くあります。すべてを一度に揃えようとするときりがなくなってきます。一度にすべてを揃えるのではなく、季節ごとに最低限必要なものを、その都度購入していくのがよいでしょう。費用面でも負担が少なくて済みます。一概にはいえませんが、だいたい3万円で必要なウエアを揃えられます。
ウエア選びは、動きやすさが大切なポイントになります。バスケットボールではどうしても激しい動きが多いので、動きやすいウエアが必要になってきます。その方がパフォーマンスも向上しますし、ケガの予防にもつながります。
また、それぞれのウエアは1着だけでは十分とはいえないでしょう。練習ではたくさんの汗をかきますし、洗濯をすれば翌日のウエアがなくなってしまいます。毎日練習があることを想定した上で、十分な数のウエアを揃えておきましょう。なお、洗濯を考慮して、ウエアは乾きやすい素材のものがおすすめです。
余裕があればバスケットリングも
自宅の敷地に余裕がある方であれば、バスケットリングを購入して設置するのもよいでしょう。自宅でもバスケットボールの練習が行えるようになります。現在市販されているバスケットリングは、砂や水などを入れたタンクで固定するタイプのものが多くなっています。練習を行うにはそれなりの広さが必要ですし、購入には3万~5万円程度かかるので、スペースと予算が十分にあれば検討してみてはいかがでしょうか。
バスケットリングの設置には、高さに注意しましょう。実際の試合では、地面から3.05mの高さにリングが来るように設置します。小学生以下のミニバスケットボールでは2.6mですが、それ以外は中学生からプロまで3.05mで統一されています。試合を意識した練習を行いたい場合は、自宅に設置するリングもその高さにしておきましょう。そうすることで、実際の試合に近い感覚で練習を行うことができます。あとは設置する場所にも配慮が必要です。ある程度の広さがあるアスファルトなどの平らな地面に設置しましょう。
まとめ
ここまで、バスケットボールの練習にはバスケットシューズは必ず用意し、できればマイボールや練習用ウエアも用意しましょう。余裕があればバスケットリングの設置もご検討ください。それぞれある程度の費用はかかりますが、バスケットボールの練習を楽しく安全に行うための必要な出費といえます。
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