母校~京北高校インターハイ優勝!

②母校~京北高校インターハイ優勝!

 母校、京北高校の40年ぶり2回目のインターハイ優勝です!伊藤も急遽、日帰りで田渡兄弟と一緒に別府まで応援に行ってきました。

校長先生をはじめ学校関係者、保護者、バスケットボール部OBで応援席は満員でした。

JSPORTSで皆さんも見たことだと思いますが、4p18点つけたところでの田渡監督の応援席にむけてのガッツポーズは私は一生忘れることができないと思います。
40年ぶりと書きましたが…実は40年前優勝した時の主将は田渡監督なんです。40年間京北高校バスケットボール部が一生懸命獲得しようと頑張ってきましたが、なかなか念願かなわず…2013年8月3日ついにやってくれました!(涙)

 京北高校のバスケットボールスタイルは皆さんご存知のとおり「Run and Gun」です。今大会伊藤は3試合(VS福岡第一、洛南、藤枝明誠)と観戦しましたが、一番特徴的だなと思ったことは5人が得点をとり、誰がエースなのかわからなかったことだと思います。

④⑤⑥⑦⑩とその試合ごとにスコアリングリーダーが変わり、相手チームも的を絞って守ることができなかったと思います。

2つめは外国人留学生を全く気にしないで攻撃ができるということです。東京都のH高校のおかげなのか、留学生のわきを気にせずレイアップに行く姿は圧巻でした。

3つ目はリバウンドからのファーストブレイクの得点成功率が高いことです。京北伝統のドライブからのあわせのプレー…芸術的と言っても過言でないほど観客を魅了するプレーを連発していました。

 伊藤個人の意見としては「京北中学校~京北高校」での鍛えられかたも勝因のひとつだと思います。

少し解説させていただきますと、京北中学校では徹底的に1対1を仕込まれます。特にファーストブレイクでの1対1のフィニッシュの場面なんかは特徴的で、ほぼ全員がフェイントとステップワークを駆使してレイアップシュートで得点をしていきます。

セットオフェンスでも、1対1でかわすことは当然ですが、中途半端なカバーリングは、ほぼ効果がなく破壊されます。伊藤の話で申し訳ありませんが、京北中学校と試合をするときによく使う言葉は「カバーリングは隙間をあけるな!」といってもよくやられています(笑)。

そして京北高校にあがり、U18に必要な基本を大切にした「バスケットボール」を徹底的に仕込まれます。皆さんも見てわかると思いますが、難しいセットプレーや難解なゾーンディフェンスなどは、ほとんど行いません。基本に忠実なマンツーマンディフェンスから伝統のファーストブレイク、そして観客を魅了する「あわせ」のプレー…U18までに必要なスキルを徹底的に身に着けさせた結果がインターハイ優勝につながったのだと思います。

 母校のインターハイ優勝…本当に嬉しくて、感動して応援席で泣きました!!!!このような経験をさせてくれた現役の選手たちや田渡監督をはじめとするスタッフ、選手の保護者、京北高校バスケットボール部のOBたちに心から感謝しています。

大石中学校 伊藤裕一